いまやどんなWEBサイトにもアクセスページにはグーグルマップが表示されることが多いですね。
だから「グーグルマップって誰でも自由に使えるんだ!」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、実は規約で禁止されていることもあります。

大抵のホームページに表示されているのは「埋め込み」されているグーグルマップです。

「拡大地図を見る」などクリック(タップ)すると、簡単にグーグルマップにアクセスできる状態ですよね。

そういう風に、「埋め込み」として使用する場合は、グーグルマップを使うことができます。

しかし、一転「画像」として使用することは許されない場合が多いです。

特に弊社はパンフレットやリーフレット・チラシなどの依頼を受けることが非常に多いのですが、お客様から「地図はホームページと同じでグーグルマップでいいです。その範囲のまま使ってください!」と言われることもあります。

それはできません。

そう、印刷物には使えないのです。

もちろん、使える場合もありあす。が、ほとんど使えないと思っていただいた方が良いです。

そして、ホームページにも「画像として」使う場合は利用できない場合が多いです。

無料で誰でも自由にアクセスできるコンテンツがあると、まるで「無料で自由に使えるものなんだ!」と勘違いしてしまいそうですが、細かく利用規約があり、破ると著作権侵害してしまう可能性があります。
もしかしたら「だってあの会社(人)は使っていた!私も使えるはずだ!」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、その会社(人)が規約違反に気づかず使っている可能性が高いので、誰かがやっているから良いというのではなく、必ず規約を確認し、ご自分の判断で使うようにしましょう。

あくまで利用はグーグル側に許可されているだけで、自由になんでも使っていいコンテンツではありません。もし明日グーグルが規約を書き換えたら、埋め込みで使うことも不可能になる可能性もあるコンテンツだと意識し、グーグルマップに限らず、普段何気なく利用しているさまざまなコンテンツは、規約に縛られているということを認識することが大切です。